サーモント形状当たり年☆彡
今年の1つの動きとして、サーモント形状のフレームが各ブランド充実しています!
クラシックスタイルの延長にあるのですが、50年代のアメリカが象徴的かもしれません。
強く混沌としていた当時のアメリカ。
例えばネイションオブイスラムとKKKが衝突していた当時・・・マルコムXの様に。
例えばジャズが不良の音楽としてアンダーグラウンドの煙たい部屋で演奏されていた当時・・・ジョン・コルトレーンの様に。
日本では真面目なお父さんってイメージかもしれませんが、実はブロウリムの解釈って真逆だったりします。
2012年の展示会では、国内から海外まで多くのメーカーがこのサーモント形状を現代的な解釈で作り込んでいまして・・・
チャレンジするなら当たり年の今年にどうかなと。当店でも充実させました!
先ずは、名実共にNO1の・・・999.9(フォーナインズ)
【M-15】 ¥37、800
流行など一切追わない999.9なのですが、たまにこう言うモデルを出して来るんです!
機能性を高めると共に、今この時期にリリースするのに意味があると仰ってました。
ブロウリムも太すぎず、細すぎず・・・無駄を省いたシンプルなサーモント。
チタンパーツの素材を使い分けて、S字蝶番を搭載した頭部を包み込む掛け心地・・・
圧迫感を生まない様にテンプル部分も立体的に切削しています!
現代的な作りとは真逆に、ラインをいれたブリッジやリム等・・・クラシカルなディテール満載です!
ブラック×シルバーと言う定番色(9002)以外にも
濃紺にブラックのリムと言う新しい色の組み合わせを見せてくれた(5207)も入荷致しました。
現代的な技術を用いて驚きの眼鏡を作り上げる・・・JAPONISM(ジャポニスム)からも!
【JN-537】¥33,600
スタンダードコレクションと名付けられたこのシリーズは、近未来的な作りのJAPONISMとは一線を引いたコレクション展開です。
より存在感を与える太めのブロウライン。
ブリッジも999.9と比べると太めでよりクラシカルで強い印象です!
ただ、JAPONISMらしい素材使いは健在・・・
シンプルに仕上がったテンプルには、バネ性の強いβチタンを板状に加工したものを採用。
太めのテンプルが横顔を彩ってくれます!
コントラストの大きい鼈甲色もポイントが高いですね♫
サングラスとしてレンズを変えても良いと思います。
最後は、海外のメーカーから・・・ドイツ眼鏡界の重鎮・・・FREUDENHAUS (フロイデンハウス)
【victor】¥38,850
国内メーカーとは異なるコンパクトなサイズ感・・・
より上品にあっさりとしたフレームに仕上がっています。
そして、不思議な掛け心地。決して凝ったパーツを使う訳でもなく、柔らかでストレスが無い。
サイズ47ミリと言えば、顔幅のある方でしたらかなり窮屈になるはずなのに、それが無いのです。
そして、カラー展開にも注目です!
表面の艶消しマット加工。そして、フレーム上部・下部は艶ありに仕上げると言う凝った仕上げに・・・
別カラーは(NBR)と言う、朱色をブラックでサンドしたこのカラー!
和を感じさせる色目で、女性にもお薦めですよ~。
【Hugo】¥38,850
スクエアな形状のこちらは、繊細なラインを描いています。
真っ直ぐに見えて実は真っ直ぐではない。
他に見たことの無い独特の形状です・・・無駄を切り落とすのが得意なフロイデンハウスだからこそ実現したのでしょうね!
強さと共に知的さも感じさせます。
色使いも、ベタ塗りのグレーにレモンイエローを挟み込むと言う前衛的な組み合わせ!
目立たずとも主張するカラーリングが目を惹きます♪
別色は(BLUP)と言う濃紺を採用。深海を思わせる暗いブルーに、ネオンの様に鮮やかなブルーラインがフレームを横切ります!
オフィスでも目立ちすぎず、プライベートでは差を付けられる。
良いカラーだと思いますよ。
今回は3ブランドにわたってサーモントと言う形状をご紹介致しました。
形状は違えど、Micedraw Tokyoを始め、ブロウにポイントを置いたスタイルが2012年神戸メガネのお薦めです!
クラシカルになり過ぎない様にリメイクされた名作揃いですよ☆彡