mad about theo
先日、THEOより最新のコレクションを持って来て頂きました。
THEOの全てを熟知するクルト氏がご来店!
ベルギーより12時間程度の長旅・・・御苦労さまでした。
実は、ベルギー⇔日本の直行便て、未だに無いらしいですね↓
しかし、クルト氏は元々日本に住んでいらっしゃったので日本語ペラペラ。
疲れ知らずの印象が強い。
今回のコレクションはVINTAGE、EYE WITNESS、TIM VAN STEENBERGENの3ラインがメイン。
一口にtheoと言ってもレーベルがはっきり分かれていてそれぞれコンセプトが異なります!
theoの取り扱い者はそのモデルの中に秘められた意味を理解しないといけないんです。
自ら手に取るブランド=THEOではない。
こちらが提案するブランド=THEO。
まずは~
mathematical(数学シリーズ)
vintageシリーズの最新作!昔の眼鏡を復刻・・・ではありません。
theoらしさを残しながら、vintageならではのライン。
そこに、数学の記号【=○√など。。。】が入ります。
通常のtheoは眼を強調する事を前提に作製されますが、このシリーズは掛けた人のキャラクターを作り上げる事を重視されています。
こんなカラー他に見た事ありますか??
これは女性向けのラインですが、クールな男性向けもございます。
ブロウラインがストレートのタイプ。これはヨーロッパで人気の高い形状です。
そして、TIM VAN STEENBERGEN
これは、ベルギーの服飾デザイナーTIMが手掛けるシリーズです!
日本ではあまり知られていませんが、あのアントワープ王立アカデミーを首席で卒業した程の凄腕デザイナーです。
THEOは、アントワープ王立アカデミーの卒業作品を手掛けています。
その為、次世代のデザイナー達と一早くコネクションを作り上げる事が出来るんです。
どうです??
TREESと名付けられたサングラスコレクションです。
THEO ガゼットと言う英語の新聞にはこう書いてあります。。
【素敵なサマードレスに、ボーイフレンドのセーターを緩く腰に巻き付ける。週末にフラワーガーデンで仕事をするのが大好きな女性を想像してごらん?それが、TREESコレクション。】
自然界に実在するカラーを抜き取り、再現する。
木の幹から抜き出したモチーフを散りばめる。
さらに、レンズはカールツァイスを採用しています。
5層に及ぶコーティングは汚れを寄せ付けず、鉄の様に硬い膜を作り上げています。
こういった風に、一日掛けて勉強していく訳です。
勿論、アフタータイムはクルトさんの大好きな蕎麦で締め!
出石に行って来たのですが蕎麦を塩で食べるってのに感動してました。
日本人以上に日本人の心を持った彼の頭の中を覗くと、面白い話がたっくさん出てくるので飽きないんです~
例えば、、、この前は出石からの帰り道に、小さい鹿が跳ねられてたんです。
パッとハンドルを切って避けたんですが、クルトさんはすかさず
【止まって!見てくる!】
勿論息は無かったんですが・・・
【頭がbrokenしてるね。だめだ。でも暖かい。さっき跳ねられたのかな。横に寄せてあげなきゃ。】
何で確認したのか聞いてみたのですが。
【助かるなら病院に連れていく。助からないけど息があるならその場で殺してあげなきゃダメ。】
彼の信念なんですね。感服しました。
次回は秋に会いましょう!!