マスク着用による補聴器の干渉について
こんにちは。
なかなか梅雨が明けませんね・・・
日照時間が短く蒸し暑いですが、気温は比較的過ごしやすいかなと思っています。
最近は携帯用の充電式扇風機が普及していて、私も数個購入してしまいました。
これがなかなか便利が良くて~意外に涼しい上に電池持ちもそこそこ良くて重宝しています。
今では色々なタイプ(据え置きタイプや首掛けタイプなど)があり、選ぶのも結構楽しいです。
収集マニアにでもなってしまいそうです(笑)
補聴器デスクにも置いており、汗だくで入店された方に緊急で涼しくなっていただく時にも便利かなと
思っています。
もううちわの出番も徐々に無くなってしまうのでしょうか・・・
それはそれで寂しいことではありますが、これも時代の流れですかね。
さて、本日のお題ですが・・・
最近、耳かけ型補聴器を装用する上で問題となっているのは
マスクとの干渉です。
耳かけ型補聴器もマスクのゴムも当然耳に掛かっています。
マスクを取る時に起こりやすいのですが、
補聴器が飛んでしまう、補聴器がマスクのゴムに絡まって一緒に取れてしまう、
といった事例が発生してて、残念な事にそれが原因で故障や紛失が起こっています。
最近の例では、マスクを外す際に補聴器が一緒に取れたのを気づかずにそのままマスクを置いて
その場から立ち去り、後で気づいたけど時すでに遅し、という事例があります。
今のご時世であればマスク装着の義務や習慣は当面(1~2年?)続くと思いますし、
メガネを装着している方なら尚更干渉が辛いはずです。
マスク、メガネ、補聴器・・・
この3点が耳に掛かっているだけでかなりのリスクと鬱陶しさが常に付きまとう事になります。
最近受注いただいている方の殆どはその事も加味して耳穴型補聴器ばかりですし、
当方もそれをオススメしているところはあります。
耳穴型のメリットは、メガネ、マスクの紐に全く干渉しないところですし、
脱着が耳かけ型に比べると容易です。
ただ、良いところばかりではなく、硬いプラスチックがしっかりと入るイメージですので、
異物感が出やすくなるところはあります。
でも今の状況を考えるとマスクとの干渉を避ける方を選択する方が当然ながら圧倒的に多いですね。
しかし、
当初から耳かけ型を使用されている方はもちろんたくさんおられます。
その状況をメーカーさんがそのままにするはずも無く、
昨日、下のような商品が発売されました。
発売元:シグニア補聴器(シバントス株式会社)
製造元:相模カラーフォーム工業株式会社 白・黒各1個入り 価格400円(税抜)
これだとマスクの紐が補聴器に干渉されることは無く、補聴器が飛んだり、絡まったりする事は防げます。
装用感はどうなのかはまだ分かりませんが・・・(;’∀’)
色々工夫して今の状況下の生活を送っていくしかないのでしょうね・・・